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路線価とはその道路に面する標準的な宅地の1月1日時点での1㎡あたりの価格を表すもので、相続税や贈与税を算出する際の土地評価に使用されます。その年の1月1日時点の地価を表す地価公示、同じ年の7月1日時点の地価を表す地価調査と合わせて、地価動向を把握するための資料として活用されます。

ちなみに、路線価は地価公示における公示価格の80%程度の水準となります。

2021年分の路線価は新型コロナウイルス流行の影響により、全国平均が昨年と比べてマイナス0.5%と、6年ぶりの下落となっています。また、東京都の平均はマイナス1.1%で、こちらは8年ぶりの下落です。

弊社の地元、品川や大井町を見てみると、品川駅南口近くの最高路線価が2020年9,600,000円/㎡→2021年9,520,000円/㎡(▲0.8%)の下落。

大井町駅前の最高路線価が2020年3,150,000円/㎡→2021年3,110,000円/㎡(▲1.3%)の下落で、いずれも1%前後のマイナスとなっています。

 

一方、日本の代表的な繁華街、新宿歌舞伎町エリアを見てみましょう。歌舞伎町一番街は2020年4,920,000円/㎡→2021年4,420,000円/㎡(▲10.2%)と品川駅や大井町付近と比べて大きく下落しています。

歌舞伎町エリアは単なる繁華街ではなく、外国人観光客向けの観光地としての性格も持っているため、飲食店の営業自粛とインバウンド市場の蒸発というダブルパンチを受けてしまっていることが見て取ることができます。

新型コロナウイルスによる不動産価格への影響は、エリア特性によりかなりの格差が認められます。路線価は以下のサイトで簡単に検索することができます。皆様もご自身の関係するエリアの路線価がどのように変動しているのか、一度確認してみてはいかがでしょうか。

〇財産評価基準路線価表サイト : https://www.rosenka.nta.go.jp/index.htm